こんにちは
Players First(プレイヤーズファースト)とは?
Players First = 選手第一
指導者になった当初は「(自分が子供たちに)どうやって教えよう。
どうやって育てよう」と常に考えていました。
上手く伝わらない時や試合で負けているときなどは、
丁寧に教え込む事や大声で怒鳴る事も多かった気がします。
しかし、ある時、サッカーをするのは子供たち自身、Players firstであり、
指導者として根本的な考え方が間違っていたことに気がつきました。
子供たちを第一に考えれば「大人が教える」ではなく、「子供が学ぶ」。
「大人が育てる」ではなく、「子供が育つ」ということになるのです。
つまり、主語が大人ではなく、子供になるのです。
どの指導者も保護者も「子供たちを上手くさせたい。試合に勝たせてあげたい!」
と思っていることでしょう。僕自身も誰よりも強く思っています。
しかし、主語を間違えてしまうと子供たちにはマイナスに力が働く場合が
あるように感じます。残念なことに周囲の大人の想いが強ければ強いほどにです・・・
いくら大人が強く働きかけても、子供自身に意欲がなければ、何も変わりません。
大切なことは選手自身が学び、気づき、成長することです。
そうすることが結果として勝利への近道であると確信しています。
当然、時には大人が教えることも必要です。
ダメなものはダメだと叱ることも必要です。
良いことは素晴らしいと褒めることも必要です。
教えることと気づかせること、褒めること叱ること・・・
あくまでも方法論であって、本質は子供が成長することです。
成長するためにどの方法が良いのか見極めて、指導する。
指導のバランスが大切です。
親の人生=子供の人生 ではありません。
指導者の人生=子供の人生 ではありません。
子供たち1人1人に違った自分の人生があります。
指導者として押し付けにならないようバランスの取れた指導を
心がけたいと思います。
それではまた
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