こんにちは!
今回はプレーが上手くいく選手と上手くいかない選手の考え方の違い
について考えていきます。
まずサッカーは失敗だらけのスポーツです。
2019年9月時点でのJ1ボール支配率データ
横浜Fマリノス 61.6%
川崎フロンターレ 55.5%
この数値で何が言いたいかというと、
マリノスの選手たちは38.4%はボールを失っている。
フロンターレの選手たちは44.5%はボールを失っている。
つまり、ボールを握ってサッカーをしたいチームのプロ選手たちでもたくさんミスをしているということです。
ワールドカップやチャンピオンズリーグを見ていても、
非常に攻守の入れ替えが激しいです。
つまり、一流選手でも多くのミスを犯しているのです。
それゆえ、サッカーで大切なことは、
失敗したことよりも、失敗をどのようにリカバリーするかということです。
例えば、ドリブルをして相手にボールを取られた場面で、
A選手「くそ~、ボールを取られちゃったよ~」→取られたことを悔しがる
B選手「すぐに取り返したらまた攻めれるぞ」→すぐにボールを取り返しに行く。
A選手とB選手を比べて何が違うかというと、考え方だけです。
ただ、それによって今後の状況が大きく変わってきます。
A選手は「取られた」という過去を振り返り、悔しがってる。
しかし、B選手は「ボールを取り返しに行く」という未来を見て、行動を起こしている。
それゆえ、
A選手にはもうチャンスは無い
B選手には、もしかしたら、またボールが自分のところへ来るかもしれない
つまり、考え方一つで、行動が生まれ、
自分のところへボールが来る確率が高まるのです。
レベルは同じでも、チャンスが多い選手のほうが
良いプレーを生み出せる確率が上がるのは当然です。
松下幸之助さんの言葉に
「失敗しても成功するまで続ければ、それは成功になる。」
という有名な言葉があります。
まさにサッカーにおいても、その通りです。
FWだったら、8本外しても、1本決めて試合に勝てば成功なのです。
子供達も、小さなミスで下を向いて足を止めるのではなく、
前向きにプレーを続けられる選手に育ってもらいたいです。
それではまた
コメント
お話読ませていただきました。
しかし子供がそのように努力したとしても
『おい、なにやってんだ!』
という監督コーチの一声で萎縮してしまうことありませんか。
ミスをすればすぐ交代させる。
そしてまた子供が縮こまる。
のびのびと育ててくれるチームってありませんか。
コメントありがとうございます。
こなみさんがおっしゃる通りで、
子どもがサッカーを楽しくプレーすることや本気で取り組むためには
指導者の環境作りは非常に大切だと思います。
その上で選手が周りではなく、自分自身に矢印を向けて、自主的にプレーしようとするのか。しないのか。差が出てくると考えています。
小学生年代にも良い指導者はたくさんいます。
ぜひ良い出会いがあることを願っています。