大人の視点が子供を変える!!

こんにちは

 

大人の視点が子供を変える。

育成年代の指導に関わってきて大変強く感じます。

ポジティブな視点で見るか?
ネガティブな視点で見るか?
子供たちは大人をよく観察しています。
大人がポジティブな視点で物事を捉えると、

子供も自然とポジティブな視点で物事を捉えるようになってきます。

本屋に入った時、普段から車に興味がある人は車の雑誌に、

ファッションに興味がある人はファッション雑誌に自然と目が行くでしょう。
つまり、どこに興味を持っているかで、同じ景色でも、目に入るものが違います。

思い返すと、指導を始めたばかりのころはネガティブな視点で指導にあたっていました。
子供がミスをすれば、「なぜミスをしたんだ!」と怒鳴っていました。
そうすると子供たちも試合中などミスした選手に対して、
「何でミスするんだよ!」「ちゃんとやれよ!」などという言葉が飛び交います。
しかし、それで何か改善されるでしょうか?

現在は、ミスを減らすためにどのような準備をすれば良いか?
ミスをしてしまったらどのように次のプレーを行うか?
という部分に視点を当てるようにしています。

サッカーはミスが起きて当然です。起きてしまったミスを怒鳴っても何も改善されません。
それよりも自分の意識で変えられる部分に力を注ぐことが重要だと考えます。
そのような視点で声掛けをしていくと、自然と試合中にも、
ミスした選手に対して、「ドンマイ!切り替えろ!」「次を考えろ!」などといったポジティブな言葉が飛び交うようになり、ハーフタイムにはどのようにしたらもっと良くなるか?といったような前向きな話し合いの声が聞かれるようになってきました。

大人が子供に観るべき視点を導いてあげることは、
子供たちが成長するための環境作りの1つだと考えています。
繰り返しますが、子供たちは大人をよく観ています。
だからこそ、指導者も保護者も考え方、言葉、立ち振る舞いを大切にすべきではないでしょうか。

 

それではまた

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