自然体験がサッカーの駆け引きを上達させる~虫取り編~

こんにちは

 

本日ものんびりとブログを更新です。

サッカーと虫取りという不思議な組み合わせのタイトルにしましたが、

子供たちにはとても参考になると思います。

 

まず初めに私個人の考えとして、「駆け引き」というものは教えて身につくよりも、

自分自身で試行錯誤しながら身につけた方が役立つスキルとなります。

なぜなら、自分で身につけるためにはそこに至るまでの過程を得るからです。

教えてもらって答えだけ知っている選手は違う状況になった時に応用が利きません。しかし、過程を踏んできた選手は状況が変わっても応用が利きます。

さて、なぜ駆け引きを学ぶのに虫取りが良いかというと、生き物との戦いは頭を使わなくては捕まえられないからです。例えば、セミを捕まえるにしても何も考えずに行ったら、物音ですぐに逃げられてしまいます。そこで色々な工夫を考えるのです。

なぜ捕まえられないのか?いつ・どのように近づくのか?どのように捕まえるのか?

物音を立てないように静かに近づこう。頭側ではなく尻尾側から捕まえた方が気づかれにくいのか。最後はスピードを速くして捕まえた方が良いなど・・・

相手との間合い、視野の駆け引き、スピードの駆け引き、タイミングなど

いかに相手に気づかれずに捕まえられるのか?

それはサッカーの駆け引きと同じです。

 

コツを掴むとたくさん捕まえられるようになります。再現性が出てくるのです。

それが虫取りが上手な人と呼ばれるのです。

サッカーも同じで、駆け引きのコツを掴むと何度も相手の逆を取れたり、ボールを取られないようになります。それがサッカーが上手い人です。

ただし、サッカーではボールを足で扱うため、ボールテクニックが必要であったり、複数人でプレーするため、他人との関係性が必要であったりと他の要素も含まれます。ここではあくまでも個人での相手のとの駆け引きにフォーカスしてお話させて頂きます。

 

私自身の経験談を1つ話すと、

私はトンボからフェイントを教えてもらいました。

子供のころに、近所にトンボを掴まえに行くったのですが、トンボはたくさんいるのに虫取り網に入る寸前で全く違う方向に飛んでいくのです。全然捕まえられませんでした。

この体験から私はドリブルで相手に仕掛けながら、相手が足を出す瞬間に足首で90度違う方向に変えるというフェイントを考えました。タイミングと緩急、方向の変化が重要です。

 

サッカーの駆け引きが上手くなるためには、

相手との間合い、スピードの緩急、方向の変化、視野の駆け引きなど様々な要素があり、感覚的に身についてる選手は上達が速いです。

 

 



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