選手を取った、取られた。
移籍は禁止。
あのチームは引き抜きをしている。
少年サッカーでは色々な問題が起きています。
他クラブの不平不満、クラブ同士の足の引っ張り合い・・・
その結果として、その地域から選手が流出してしまったり、
他のスポーツや習い事に行ってしまいます。
大人は日ごろから子どもたちに伝えていると思います。
「自分が変えられることに集中しなさい」と・・・
例えば、
雨の日に試合で負けて、
選手が「今日はグラウンドが悪いから負けた」と言ったら、
何と言いますか?
グラウンドが悪いと嘆くことよりも、
その状況の中でどうプレーすることが
勝つために最善なのかを子どもに考えさせるはずです。
天気は変えられません。
変えれるのは自分のプレーだからです。
何を言いたいかというと、
他クラブの不平不満を言うことよりも、
自分たちのクラブのサービスを良くすることを考えた方が
確実にメリットがあるということです。
なぜなら、
いくら考えても他人を変えることが出来ません。
自分を変えれるのは自分だけです。
そして、
最終的にクラブを選ぶのは選手と保護者だからです。
みんなが喜ばないルールで縛って、
選手を確保することよりも、
選手があそこでやりたいと思えるクラブを作ることに
エネルギーを使った方が、指導者も楽しいと思います。
少年団チームが生き残るためにやるべき戦略として、
僕の答えは
自分たちがより良いサービスを提供することに力を使うことです!
もっと言えば、
自分たちのクラブの存在意義を明確にして、
どのような価値を提供するのかということに力を使うことです。
(=社会において何のために存在しているのか。どんな価値を提供しているのか。)
なので、
これからの時代に人が集まるクラブは
「子どもの取り合いではなく、価値の提供!」
をするクラブです。
次回は、「価値の提供」について説明します。
それではまた
コメント