世界で戦うためにまず必要なこと

こんにちは

ブログを新しいものに変えて、少しずつ慣れてきました。            個人的にすごく好きな動画を貼ったので興味のある方はぜひ1度ご覧ください。

アルゼンチンのボカジュニアーズのU15キャプテンの試合前のチームを鼓舞するメッセージです。こんな熱い魂を持った選手が育つと良いです!

自分自身、高校卒業してアルゼンチンのヌエバ・チカゴというチームでプレーしました。もちろんサッカーも学びましたが、何よりも勉強になったことは2点です。1つは「自分を表現すること」、もう一つは「みんな違うことが当たり前なんだ」ということでした。

チームの中にはアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジル、コロンビア、ペルー、スペイン、日本など様々な人種の選手が在籍していて、価値観も考え方も言語も違います。裕福層の選手・貧困層の選手など様々です。その中で、身振り手振り・プレー・言語を駆使して、自分を表現していかなければ誰にも伝わらないのです。

そして、2点目のみんな違うことが当たり前ということです。つまり、自分と考え方が違うということを受け入れることです。自分と考え方が違うから仲間ではないという狭い考え方を捨て、考え方が違うのは当たり前、でも目指すゴールは一緒の仲間であるということです。

 

日本では基本的にはチームメイト全員日本人であり、自己表現しなくても阿吽の呼吸で上手くいくことが多々あります。それがメリットでもあり、デメリットでもあると感じます。

サッカーにおいて技術・戦術・フィジカルの要素は非常に大切ですが、まず一番に「自分を表現する」「環境に適応する」ということがベースとして出来なければ、多様な社会に出た時に何も自分の良さを出せない人間になってしまいます。

 

「自分を表現する力」「環境に適応する力」

海外でプレーしたい選手はぜひ自分を表現するコミュニケーション力、様々な環境に適応する力を身につけてください。指導者として、そんな選手が育つ環境を作れたら理想です。

 

それではまた

 

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