「コーチング」という言葉は知っているけど、
子どものサッカー指導において一体に何をすればよいのだろうか?
まず、コーチングの語源は「馬車」から来ています。
答えを相手から導き、目標達成の行動を相手に促すことである。
ここでは、
子どものサッカー指導に役立つ
3つのコーチング方法を紹介したいと思います。
子どものサッカー指導におけるコーチングには
「シンクロコーチング」(=プレーを止めないで指示を出す方法)
「フリーズコーチング」(=プレーを止めて、説明をする方法)
「ミーティング」(=選手を集めて説明する方法)
という3つのコーチング法があります。
・「シンクロコーチング」のメリット・デメリット
メリット :ゲームを止めないので、選手の集中が切れない
デメリット:流れの中なので、言われた当事者にしか伝わらない
・「フリーズコーチング」のメリット・デメリット
メリット :プレーを止めて説明するので、その当事者だけでなく、他の選手にも伝わりやすい。
デメリット:プレーを止めすぎると、選手の集中力が切れてしまう
・「ミーティング」のメリット・デメリット
メリット :共通理解が高まる
デメリット:言葉での説明のため、低年齢の子供たちには伝わりにくい
集中が続かない
どれが良くて、どれが悪いというのはありません。
ただ、子どもたちはサッカーをいっぱいプレーしたいので、
フリーズで止めすぎてしまうとサッカーが楽しくなくなったり、
集中が切れたりしやすくなります。
あくまでもコーチングはサッカーを指導する上での手段です。
大切なことは、子どもたちが楽しそうに、全力でサッカーをプレーしているかです。
そして、子どもたちが上達しているかです。
「子どもたちを良くする」という本質から外れなければ間違いなく
子どもは成長します。
お父さんコーチの方々にも、
週末の子どもたちの指導の際に
3つのコーチング方法が少しでもお役に立てばと思います。
これは日本サッカー協会の指導者講習などで学ぶ内容ですが、
こういった知識を、指導者だけでなく、
お子さまを持つ多くの親御さんにも知ってもらえたら
指導者側との共通理解が深まり、
子供にとって、より良い環境を作れるのではないかと思います。
それではまた!
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